介護記録とは、介護サービス事業者が利用者にどのようなサービスをしたのかを記録した介護経過記録のことを指し、介護保険法では、介護記録の作成と保存が義務付けられています。
そのため、介護従事者にとっては欠かせない業務ですが、何を書けばいいかわからず悩む人も多く、特に、新人介護スタッフにとっては困難な業務の一つとなっています。
本書は、介護現職の新人および就職希望者のために、利用者および利用者の家族にとって最適なサービスのための介護記録の書き方がわかる本です。
介護記録を書く意味、事実を書くために観察すること、事実に対して思考すること、相手に説明することの大切さを説明し、さらに、すぐに使える必要項目・表現例を紹介しています。
Part1 介護記録の基本事項
第1章 介護記録とは
第2章 記録のルール
第3章 記録の基本的な書き方と手順
Part2 介護記録の表現例
第1章 食事の場面
第2章 排泄の場面
第3章 入浴の場面
第4章 疾患・与薬への対応場面
第5章 認知症への対応場面
第6章 家族への対応場面
第7章 スタッフ間のやりとりの場面
第8章 事故・ヒヤリハットの場面
巻末 書式・記載例集
■日本能率協会マネジメントセンター/鈴木 真(著・文)
■発刊:2023年3月
■仕様:A5サイズ 248ページ