あらゆる場面を乗り越えてきた訪問看護のエキスパートが、心・体・生活のケア、医療処置、緊急対応、病院と在宅との違い、利用者・家族とのコミュニケーションなどについて、基礎から解説。
写真とイラストでわかりやすく、実例も紹介しているので、実践に役立つ内容満載です。
訪問看護師として働き始めたけれど不安がある人、病院勤務との違いに戸惑っている人のほか、これから訪問看護師を目指す人にもおすすめの一冊です。
【目次】
●プロローグ
訪問看護ってなんだろう
●Part1 訪問看護の仕組みと基本
訪問看護とは/訪問看護でできること/なぜ多職種連携が必要なのか/訪問看護利用までの流れ/訪問看護師の1日
●Part2 訪問看護におけるアセスメント
本人の価値観、家族も含めた情報を集める/本人の希望・生き方を主に情報を整理する
●Part3 訪問看護のためのコミュニケーション
他人の家に上がるという意識をもつ/関心をもって聴く、観察する/その人が見ている景色をともに眺める
●Part4 訪問看護のための技術
活動と休息を看る/食生活を看る/排泄を看る/清潔を看る/皮膚と創傷を看る/呼吸・循環を看る/与薬を管理する
●Part5 人生の最期に寄り添うケア
意思決定支援とは/老いることに伴走する/がん患者の在宅緩和ケア/看取り期のケア
●Part6 5つの事例から知る訪問看護の実際
一人暮らしで認知症がある76歳の男性/アルコール性肝硬変のある55歳の男性/退院してくるがんのある45歳の男性/退院してくる下肢に傷がある63歳の女性/人工呼吸器使用の3歳の重症心身障害児
■池田書店/佐々木 淳・岩本 大希・藤野 泰平・柳澤 優子・吉江 悟(監修)
■発刊:2023/3
■仕様:B5サイズ 240ページ