○ケアマネジャーの視点に立ったわかりやすい解説で、福祉用具をケアプランに位置付ける際に必要な知識をすっきり理解することができます。
○ケーススタディで、「利用者の希望を引き出す」支援が具体的にわかります。
【目次】
はじめに
福祉用具がわかる!-解説編-
Ⅰ 介護保険制度における福祉用具
1 貸与・販売種目
(1) 福祉用具貸与
(2) 特定福祉用具販売
(3) 軽度者に対する福祉用具貸与
2 軽度者に対する例外給付
コラム① 市の担当者による解釈の違い
3 ICFから見た福祉用具の位置づけ
コラム② 1930年からデザインが変わらない標準型車いす
Ⅱ ケアマネジャーとしての福祉用具のかかわり方
1 福祉用具から見た利用者ニーズ
2 通訳としてのケアマネジャー
3 福祉用具とヒヤリハット
コラム③ 浴槽のふちにつかまる手が滑るときの対応
4 多(他)職種連携
5 福祉用具専門相談員によるアセスメントとケアマネジャー
6 福祉用具専門相談員による計画の実行とモニタリング
コラム④ 停電時のエアマットレス
Ⅲ ケアプランにおける福祉用具の位置づけ
1 福祉用具の役割
(1) 福祉用具の役割と、そして「人としての欲求」とは
(2) 利用者にとって福祉用具とは
2 福祉用具サービス計画書を知る
3 計画書を見るケアマネジャーがやるべきこと、確認すべきポイント
(1) 基本情報
(2) 選定提案
(3) 利用計画
(4) モニタリングシート(訪問確認書)
コラム⑤ トイレのアレコレ
4 福祉用具から見たPDCAサイクル
コラム⑥フリーマーケット・アプリにある福祉用具
事例でもっとわかる!-ケーススタディ編-
Case1 車いすに乗っている姿を見られたくない(気持ちが変わると生活が変わる)
Case2 動かない方が痛みが少なくてすむ(生活環境が変わると生活が変わる)
Case3 多(他)職種連携(支援者皆でPDCAサイクルを回す)
コラム⑦ すのこ導入時の注意点
おわりに-体験談「快適な車いすに出会うまで」-
■第一法規/加島 守(著/文)
■発刊:2023年3月
■仕様:A5サイズ 128ページ