「計画立案」「空間や情報の管理」「お金の管理」「切り替え」「集中と制御」など、社会生活を送る上で必要な能力を家庭で身につけるための工夫を、マンガを用いて紹介。
成長期の子どもも失敗を繰り返しながら学んでいきます。
その時に頭ごなしに叱るばかりでは子どもは萎縮し、あるいは反発し、内心ではどんどん自信をなくしていきます。
だから叱りつけるのではなく、うまくいかなかった条件を探して「どうすればつぎはうまくいくのか」を考える回路をつくることが大切なのです。本書はその方法を、わかりやすく絵で紹介しています。
うまくいかなくてイライラしたり、悲しい思いをしたりするのは、子ども自身です。
時には子どもと向き合うことがつらいと思うことがあるかもしれませんが、親もいっしょに心あたたまる絵と共に、子どもの能力を的確な支援で伸ばしていけるよう、本書でサポートできることを願っております。
■PHP研究所/高山恵子(著)よしのぶもとこ(絵)
■サイズ: A5サイズ
■160ページ